2019-11-05 第200回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
この七月の西日本豪雨では、高梁川水系小田川及びその支川である末政川においてバックウオーター現象が起こったと、越水等による堤防破壊につながったと聞いておりますが、この今回の台風十九号では十三都道府県の広い範囲で記録的な大雨をもたらしたと。河川の堤防の決壊が百三十か所以上で発生し、甚大な被害をもたらしました。
この七月の西日本豪雨では、高梁川水系小田川及びその支川である末政川においてバックウオーター現象が起こったと、越水等による堤防破壊につながったと聞いておりますが、この今回の台風十九号では十三都道府県の広い範囲で記録的な大雨をもたらしたと。河川の堤防の決壊が百三十か所以上で発生し、甚大な被害をもたらしました。
○政府参考人(林俊行君) 高梁川水系小田川の河川整備につきましては、平成二十六年度から小田川の水位を下げるための対策といたしまして高梁川との合流点を下流側へ付け替える事業に着手をしておりました。しかし、その整備途上で記録的な豪雨による災害に見舞われ、被害が発生をいたしたものでございます。
高梁川水系小田川堤防調査委員会におきましては、降雨が長時間続いたことにより河川水位が上昇し、高馬川と小田川の合流点付近において、まず小田川より堤防高の低い高馬川で越水をしたと推定をされております。その後、小田川におきましても、前後の堤防と比較して相対的に低い高馬川合流点付近の堤防から越水をしたと推定されております。
平成三十年七月豪雨におきましては、委員御指摘のとおり、岡山県倉敷市真備町に位置する高梁川水系小田川及びその支川の末政川等におきまして八か所で堤防決壊が発生をいたしております。
平成三十年七月豪雨におきましては、御指摘のとおり、高梁川水系小田川やその支川の末政川等におきまして堤防が決壊し、大規模な浸水により多くの尊い命が奪われるなど甚大な被害が発生したところでございます。 現在、これらの河川につきまして、九月に真備緊急治水対策というふうに銘打ちまして対策に着手をしたところでございます。
今回の七月豪雨におきましては、高梁川水系小田川及びその支川、末政川等におきまして八か所の堤防決壊が発生をしております。 高梁川水系の小田川堤防調査委員会におきましては、決壊原因について、前後区間に比較し相対的に堤防高、堤防の高さが低い箇所から越水が発生し、その越流水が集中することにより、時間の経過とともに堤防ののり尻部の洗掘等が発生したこと等であるというふうに推定をしております。
岡山県当局によれば、同地区では、国管理の高梁川水系小田川の二か所に加え、小田川支川の末政川など県管理の三河川六か所において堤防が決壊するなどし、浸水面積は約千二百ヘクタール、浸水家屋数は約四千六百棟に上ったとのことであります。末政川の応急復旧工事は八月三日に完了し、また、危機管理型水位計が新たに設置されており、本復旧については国と協議を進めているとのことでありました。
○大臣政務官(秋本真利君) 今回、平成三十年七月豪雨によりまして各地の河川において浸水被害が生じており、その中でも、高梁川水系小田川では堤防の決壊に伴う大規模な浸水、肱川水系肱川では暫定堤防からの越水等により甚大な被害が発生しております。